双子の卵とお知らせ

スーパーへ卵を買いに行った。
いつもと同じLのパック。
双子を狙って他より重いものを秤で測って買った。

家に帰り冷蔵庫に卵を並べた。
持ってみると１つだけだったが確実に重いと
思えるものがあった。
こいつを食べるのは最後にしておこう。

ぼうっとしながらテレビを見ていた。
気がつけばご飯の時間で冷蔵庫の扉を開けた。
チャーハンには卵は当然だ。

明日弁当で行こうと思い冷蔵庫を覗いた。
卵焼きは必要だと思い取り出すとヒビが入っていた。

特に丁寧に扱ってたわけではないが
乱暴にしたわけではなかった。

確認してみると全部ヒビ割れていた。
もしかしたら
チャーハンに使ったのも割れていたかもしれない。
いや、この場合割れていない方がおかしいだろう。
悪くならないうちに使わなくては。

そうだ。

明日の弁当は卵づくしにしよう。

いやまてよ、
そしたら弁当が卵焼きづくしになる。
それはどうだろう。

卵焼きは得意料理だ。
が、双子の卵を卵焼きという
卵のもともとの姿形がわからないものにするのはどうだろう。

それは可哀想だ。
双子の卵に対する侮辱だ。

しかしわからない。
双子の卵をどう調理していいか。

これはいけない。
どうにかしなければ。

翌日空港に行き世界中の卵料理を極めるため飛んだ。
勿論、卵と一緒に。

何が自分をそうさせたかわからない。
わからないが迫り来る卵の品質期限、双子の卵への愛情が
この双子の卵料理を生んだのかもしれない。



お知らせあります。
すみません-＿-；

明日からちょっと名古屋に遊びに行ってきます。

っても更新率は変わらんやろけど。
おもろいテレビ録画しなな。